文豪どうかしてる逸話集

2019/09/01

素晴らしい作品を生む人間が必ずしも素晴らしい人間とは限らないしそうある必要もない。文豪と呼ばれる面々もその限りではないようです。彼らの可愛くもなかなかにクズっぷりなエピソードをいくつかご紹介。

 

 

 

【芥川龍之介】(1892~1927)

夏目漱石を崇拝していた芥川龍之介は、学生時代に「我輩も犬である」という作品を書いてる。

 

 

【太宰治】(1909~1948)

で、そんな芥川龍之介を大好き過ぎるのが太宰治。

ひたすら龍之介の名前を書き連ねた恥ずかしいノートを後年公開される。

 

 

芥川龍之介を大好き過ぎる太宰治は芥川賞がどうしても欲しかったが、選考委員の川端康成が『太宰は私生活に問題がある』と言い出した。

怒った太宰は川端に『小鳥と歌い、舞踏を踊るのがそんなに高尚か。刺す』と反論。

 

川端康成は「私生活の件は言いすぎた。けどお前の作品つまんなかったし。。」と返事して再炎上。

 

 

 

【川端康成】(1899~1972)

そんな川端は、極端に寡黙で人のことをジロジロと見つめる癖があった。

書籍の打ち合わせの際に一言もしゃべらずじっと押し黙り、川端から発せられる緊張感に耐えかねて、とうとう声を上げて泣き出す女性編集者を、さらにじっと見つめて、「どうしたのですか?」と言った。

 

金を借りるために菊池寛の家に上がり込むと、一言もしゃべらずに「フクロウのような目」で菊池を凝視し金を出させた。

 

 

 

 

【菊池寛】(1888~1948)

菊池は自分の会社で「卓球・将棋禁止令」を出したが、この禁止令にいちばん苦しんだのも、いちばん最初に破ったのも菊池本人。

 

 

 

【宮沢賢治】(1896~1933)

宮沢賢治は「性欲はね、人をダメにするよ!仕事の邪魔!」とか言うくせに、実は春画のコレクターで、積めば高さ30センチメートルになるほど集めていた。

 

 

 

 

【石川啄木】(1886-1912)

「働けど働けど」の詩で有名な石川啄木は、全然働かなくて、金田一京介から金を盗んでは遊郭に遊びに行っていた。

 

 

【森鴎外】(1862~1922)

森鴎外は大学時代細菌の研究をしていて、風呂場にどれほどの細菌がいるかを知って風呂に入れなくなった本末転倒な人。

 

 

 

 

 

【中原中也】(1907~1937)

中原中也は会社面接を受けた時に提出した履歴書に「詩生活」と書き、面接官に突っ込まれると「それ以外の履歴が私にとって何の意味があろうか」と答えた。

 

 

 

【坂口安吾】(1906~1955)

坂口安吾は親友の檀一雄の家に転がり込んでた時、睡眠薬を山ほど飲んで朦朧とする中、何を思ったかカレーライスを100人前注文した。

 

 

【檀一雄】(1912-1976)

そんな檀一雄は、太宰治のアパートでしこたま飲んで、酔っぱらった太宰が「一緒に死のう。今」と言い出し、檀も「おー、死のう死のう!」と応え、

ガス栓を全開にして、ふたりで布団に潜り込み、すんでのところで我に返った檀は、そっとガス栓を閉じて家に帰った。

 

 

 

 

 

【江戸川乱歩】(1894-1965)

江戸川乱歩は、西洋にはピアノを弾きながらアイデアを練る作家がいると聞き、自分は三味線でやろうと稽古を始める。結果三味線はめちゃくちゃ上達したものの特に原稿は書かず、ただただ三味線が上手なおじさんに。

 

 

 

 

こちらの記事を元に大幅加筆して書いた、

文豪さん達のちょっとおかしくてかわいいエピソード満載「文豪どうかしてる逸話集」

KADOKAWAより10月25日発売になります。

 

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進士 素丸

 

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