- 2020年10月22日
江戸っ子珍商売
“宵越しの金を持たない”でおなじみの江戸っ子。 とは言っても、お金がなければ食べていけない。 でもマジメに働くのもしゃらくさい。そこで考え出された愛嬌たっぷりな変な商売の数々をご紹介。 全身真っ赤!唐辛子売り 6尺(約180cm)もの巨大なハリボテ唐辛子を背負って売り歩く唐辛子売り。 巨大唐辛子のなかには小袋に入った粉唐辛子が収納されており、「とんとん唐辛子、ひりりと辛いが山椒の粉、すはすは辛いが胡椒の粉、七味唐辛子」と言いながら売り歩いたんだそう。
葛飾北斎も極貧時代に唐辛子売りをして糊口をしのいでいたとか。 猫のノミ取り屋さん 江戸時代の中期頃、猫や鳥、金魚などをペットとして飼うのがブームに。
そんな中登場したのが猫のノミ取り屋さん。
やり方は簡単。 まず猫ちゃんをお湯で濡らします。 そ猫ちゃんをオオカミの毛皮でくるみます。 するとあら不思議。ノミがオオカミの毛皮に移ってくれるんだとか。 猫のノミ取り屋さんはペットブームと相まって大流行するも、誰でもできるのがバレて一気に廃れたそうな。 ちなみに、1回の料金は3文(約75円)ほど。